The IASS and IWSS 2026 Symposium in Turin.

トリノ工科大学で開催されたIASSの年次大会に参加しました。会議に併せてRCシェルの大家ピエール・ルイジ・ネルヴィの見学会(HPシェルのパラベラは違う方の作品です)が開かれ致死量の刺激を受けました。ネルヴィはシェル理論が前提とする形態から外れたリブ付きシェルで有名になった方ですが,それがプレファブによる工期短縮・施工簡易化の結果であったことはあまり知られてません。昨年のフェリックス・キャンデラには強い作家性を感じた一方,今年のネルヴィには徹底した工業化の(しかも美しく作りあげる)意図を感じました。このネルヴィの作品をキャンパス施設として使えるトリノ工科大学のなんとうらやましいことでしょう。また,鉄道整備工場を改修した会場を始め,既存ストックの保存活用という観点でヨーロッパはやはり圧倒的に先を行っていることを分からされました。